トヨタのキャッシュフロー戦略―トヨタ式カネの生み方・使い方の秘密
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雨の日に傘を貸さない |
無借金経営と将来を見据えた積極的な投資。
理想的な経営をする今のトヨタに、銀行がお金を貸さなかった時期
があり危機を乗り越え2兆円の手元資金を作に至った背景や、
そのお金を現在どう使っているかレポートされています。
「雨の日に傘を貸さない」借り入れを断られた銀行から
数十年後に「お金を借りてください」と言われ、
経営者の銀行に対する不信感の強さを語る章があるのですが
その部分が一番面白かったです。
そのほかは、新しく参入した金融サービスや
インターネットビジネスについて自動車以外の事業が
今後どのように発展させていくのかとういう展望も
読み取れました。
他の自動車会社との比較や新規参入事業について
トヨタに100%肯定的な視点で書かれているので
題名の通り、トヨタ本といった感じです。
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会社を経営するって・・が、わかる本 |
財務面から見たトヨタの歴史を元に、どのように、お金を貯めていって強い財務体質を作ったか?そして、稼いだお金をどのような分野へどう投資していったか、現在、どのような新しい分野に、どう力を注いでいるか?の説明。あと、簡単な財務分析をとおして、トヨタ、日産、ホンダの比較があります。そんな複雑な財務分析もないので、特に財務的な知識がなくても、読めると思います。
分量的には、「現在取り組んでいる新しい分野」が多かったような印象です。トヨタを支えてきた人たちの考え方・行動・お金の使い方もかなり出てきます。会社を経営するって・・・という面で勉強になることが多かったです。
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トヨタ生産方式は財務にも活かされていたのか! |
巨像トヨタ自動車も最初は社内ベンチャーだった、
と、いう一文にはっとさせられた。
第一回の営業報告書には材料、部品の調達に非常に困難し、
生産費削減に専心努力したが材料高のため
赤字決算となってしまったことが記載されている、のだそうだ。
そのトヨタが世界有数の企業に成長した秘密はカネの使い方にあった。
トヨタ本で財務面に注目した書籍は珍しい。
経営者として考えさせられる点が多かった。



