戦略経営論
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スタンフォード流の経営戦略論 |
私は経営戦略論の本を数多く読んでいるわけではないが、戦略の一つの柱は、市場における企業のポジショニングであることは常識的に分かる。本書は、ニッチ市場、集中市場、収穫逓増市場など市場特性に応じてポジショニングを考察していることが一つの特色で、考察には、最近の経済学に多く取り入れられているゲームの理論が割合使われている。その意味で、やや経済学のにおいのする経営戦略論である。
他の特色としては、バリューチェーンについて1章を割いていることや、変化する環境での戦略、グローバリゼーションと戦略といった今日的課題もそれぞれ1章を割いており、新しい試みがなされている。
以上の意味で、これは「スタンフォード流の」経営戦略論として読めばいいし、それなりに非常!に教えられるところが多い。価格は、この内容なら安くしてもせいぜい数百円ではないだろうか。翻訳は読みやすい。
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考えるための本 |
グロービスのMBAシリーズで戦略をささっと感じだけつかんだ後、M・ポーターを読み、そのあとに今本を読めば戦略に関する一般事項は押さえられると思います。
500ページ以上あるので気が引ける向きもあろうが、内容はそんなに難しくないので読み通すことはそんなに苦痛でないだろう。
理論教科書を何冊も読むのも結構だが、重要なのは、理論やフレームワークをヒントに自分のお仕事や会社についての戦略を考えることを繰り返すことでしょうねん。(事例がアメリカの会社がおおいのは仕方ないでしょう。)
私もこれ読を読んで考えるのを繰り返して、チャートを作ったり、戦略を考えたりとしております。あくまで考えるたための本でしょう。
翻訳も読み易いいんじゃないでしょうか。
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ちょっと期待外れ |
派手な宣伝文に釣られ、私が教える経営戦略論の大学院ゼミで教科書として採用しましたが、読み進むにつれて期待外れかな?という印象が強くなっています。経営戦略論の分野では、スタンフォードの教授陣は経済学的な色彩が強いことは以前から知ってはいましたが、とにかく何かを説明するのに、単純な仮定を設定した数値例が多く登場することが、だんだんうっとうしくなります。ちょっと考えればすぐに理解はできるのですが、まるで現実的ではない数字例を相手に頭を捻ったからと言って、本当に重要な戦略思考が身に付くとは思えません。スタンフォードの戦略グループとしては、経済学的な分析で特徴を出したいのはわかりますが、それは消費者である読者が望んでいることとは違うような気がします。でも唯!の収穫は、スタンフォードのビジネススクールでもこの程度の教科書で教えられているのか、ということがわかったことで、同業者としてはとても安心できました。
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じっくり、かまえて・・・ |
企業の内部、外部の環境の分析、戦略、組織等を構築するフレームワークを提供する本。戦略立案のためのツール、組織を考えるツールがメインです。独占、寡占の理論など、経済的な話もあります。どっかで聞いた話もありましたが、「このような視点から、分析していくのか」と思わせることも、多々ありました。
体系だっていて、非常に読みやすい本です。また、頭に残ることも多かったような気がします。
分量が分量だけあって、読破は大変です。興味のある所を重点的に読んでも、得るものはあると思います。が、全体の体系頭に入れるために、最初の数章は、読んでおくのが、お勧めです。
紙が良いので、高級な本を読んでいる感じです。しかし、この本、かなり重いです。電車で読むのは、しんどかったで!!!。「手っ取り早く」知る本ではありません。ある程度、「じっくり、かまえて」読む本でしょう。
あと、初歩の経済、経営に関する知識があって読む方が良いと思います。全部が「始めて聞く」では、かなり、つらいものがあると思います。
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流行にとらわれない経営戦略論 |
近年、多種多様な戦略立案に関するフレームワークが登場しているが、この本ではより根本的・基礎的なトピックを網羅的に説明しており、経営戦略とミクロ経済の中間にポジショニングされている本と言える。従って最新のフレームワークを追い求める読者には不向きと思われるが(もちろん、アンゾフ、ポーターといったおなじみのフレームワークは紹介されている)、記載されている理論は極めて本質的なものであり一読の価値あり。
また、戦略立案のみならず実践にも配慮があり(組織についても記載がある)、この本をまず一読し、興味のあるトピックについて突っ込んだ研究を行う、という使い方も可能。訳文はこの種の本にしては、こなれていて読みやすい。



