経営パワーの危機―会社再建の企業変革ドラマ
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戦略ツールの使い方 |
三枝 匡氏の書籍であるが、一貫した経営哲学と成功セオリーを小説の中で解り易く教えてくれる。中でも他のコンサル本のように戦略理論のみを紹介しているのではなく、その実践的な使い方を教えてくれる。「戦略理論を学びたい、興味があって読んでいるけど、これが実践でどう使えるの?」と感じている人にお勧めです。私は、三枝氏の書籍を読み、知識が知恵に変わりました。
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実践的経営指南書 |
単なる理論の羅列ではなく、実際に企業の中で行われうる戦略が小説仕立てで書かれている。従って感情移入が出来るし、疑似体験も出来る。特に企業戦略のチェックサイクルや、提携先探しの意思決定の記述は非常に役に立つと思う。私も同様の仕事をする身として、常に机に置いておきたい本の一冊である。
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むずむずしてきます |
経営というのは純粋に面白い仕事なのだということを教えてくれます。今まで、経営者になることに興味をもったことはありませんが、三枝さんの本を読んでいると、たとえば、「プロ野球選手になって大リーグに・・」とか「科学者になってノーベル賞を・・」といった小さい頃の思いに似たわくわく感が知らず識らずに湧き出てきます。金銭的に成功したいから、偉いから、かっこいいから・・ではなく、経営自体の面白さを感じさせてくれる機会は貴重です。その上でそれに必要な能力や武器の話がでてくるのですから説得力があるのですね。
本書で特に目立つテーマは「時間軸」と「人」でした。いろいろな戦略やアクションを「いつ」「誰に」とっていくのか、をリアルなストーリーとして追体験できます。このあたりの基本能力は、誰でも、日々の経験の中からでも吸収し育てるチャンスがあるはずですが、それには役立てようという意欲がいります。本書で意欲をたかめませんか。
巻末で、ミスミ社長としてチャレンジされることになった三枝さん自身の生の意気込みが語られているのも素敵なおまけでした。
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虎穴に入らずんば虎児を得ず |
組織疲労に陥っている大企業のエリート社員が
赤字の子会社に経営者として飛び込み
立て直すお話です。
30代、40代で経営経験を積むことの大切さを
一貫して述べています。
確かに今の日本では、
30代後半でも課長どまりで、経営経験を積むことなど
ほとんど出来ません。
でも欧米や中国、高度成長期の日本では、
30代の経営者がごろごろしています。
立場が人を作るといいますが、
修羅場をどれだけ乗り越えてきたかが
ビジネスマンとしても大きくものを
言いますね。
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三枝来来! |
資金→→競争→→戦略
→損益→組織→戦略
戦略チェックサイクルです。ほか、マトリクスを使った戦略マップによる社内コミュニケーション、トップの一人合宿、企業成長ベクトルなど、学術的経営理論を現場経験で練り上げたています、企業改革を記した一冊です。登場人物も前作より人間味が増してきた感があり、小説臭さがでてきて、いっそう読み物として楽しめる。主人公や仲間たちの苦悩と熱い心が、我々の胸を打ちます。
さらに日米企業の経営者育成に関して、日本的経営の失敗と将来の暗さが学術的に記されています。さすがBCG社員日本人第一号です。他のレビューにも記したことですが、フィリップ・コトラーとトム・ピーターズを足した内容というたとえが適していると思います。今回はさらに堺屋太一なども含まれるでしょうか。
日経新聞で小説を連載してほしいです。普段スポーツ新聞を読んでいる人にも楽しめるでしょうし、絶対に購読者が増えます。日本中で経営パワーが再興されることが、若輩者の僕の望みでもありますから。


