眼を覚ませ、日本―いまこそ起業家精神を
![]() |
内容濃いけど、現在を斬る! |
1998年に初版された本としては不思議なほど今の情勢を
突いている。起業家精神を求めるタイトルだが、中身は政治から
経済まで豊富。内容は濃いけど、決して難しいほどではない。
私がこの本を読み始めたのは2005年6月だが、現時点の
問題が見事に1998年の本に収まっているからすごい。いや、
むしろこれはこれほどの年月が経っているのに、未だに進歩
していないと言うべきなのであろうか。
日中関係はもちろん、欧州経済に対するアジア経済の脆弱性、
ましてはライブドアの買収劇で一気に高まった外資に対する
国内企業および経済の閉鎖的問題に対し意見を述べている。
著者もここまで発展が遅いとは思わなかっただろう、しかし、
2005年の今読んでも劣らない内容である。
ちなみに、起業家向けの本とはまた違った内容なので、
起業を目指す方よりも、むしろ日本の将来に不安を覚える方に
読んでもらいたい。そして声を挙げてもらいたい。

