ザ・ベンチャーキャピタル―起業と株式公開への戦略
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アメリカのベンチャーキャピタリストとは |
アメリカのベンチャーキャピタルの事業内容がいかに日本と異なっていることか。エンジニアリングとマネジメントのバックグラウンドを併せ持ち、経営コンサルタント+実業家の素養を持った人がこれだけのことをするから、金の卵を産む可能性のあるひよこが、ああいうふうに変身するということがよくわかる。インキュベーションのワンストップソリューション?
現在のインターネット革命を引き起こしたシーズは国防研究から来ているが、商用化という点で起爆剤となったマイク・アンドリーセン+ジム・クラークのベンチャーを支援したベンチャーキャピタルの威力に感銘。これから世界の“インターネット文化大革命”を引き起こす全てが始まった。
最近のMBAの人気就職先は、経営コンサルタントではなく、ベン!チャーキャピタルだというのもうなずける。
Keiretsuというフレームワークでも有名なKPCBの、中でもまた有名なドーア氏も登場。
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軽く読むにいい本です。 |
ベンチャーキャピタルについてアメリカと日本の違いがよくわかる本です。日本には現状においては厳密に言うベンチャーキャピタル(以後VC)はないということである。日本のVCはお金を出すだけで、VCの腕の見せ所である経営への参画や他の企業群とのアライアンスを組む機能がないと指摘している。アメリカのVCはIT企業で大成功した人たちが趣味でやっているような側面があるから、日本のサラリーマンキャピタリストとは本質的に違うのだろう。
内容は総じて浅い。そのため学生や金融とは縁遠い人でも容易に読むことのできる本である。このような本が最近増えているが、それはこれから日本でも本当のVCが登場してくるということであろうか?


