仕事師たちの平成裏起業
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なぜだろう |
こういう本はいつも、なぜか手にしてしまう。怖いもの見たさなのか定かではないが、別に参考にするわけでもないのだが、どうしても手を出し、購入してしまう。なぜだろう。
素人がこういう本を参考にして犯罪にはしる場合が少なからずあるという。ん〜、安易すぎる。
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話のネタにいかが? |
ここ数年、急成長している新しい形の風俗やネットでの事業などを
違法、グレー、合法などに区分けし、さらに各ビジネスの
現状、欠点、旨みなどを知ることのできる本。現在、多く存在しているビジネスの紹介が主で新しいビジネスチャンスのヒントといった感じではない。しかし、内容によっては合法で非常に大きな利益を生み出す可能性を秘めているものも見受けられる。様々な業界の話を楽しみながら読める本である。話のネタに読んでみるのも良い。
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「にやっ」とする本。 |
〜こんなに愉快な本は久しぶりです。
違法合法とりまぜ、アングラな色々な仕事がとりあげられております。それも経営する側から。
例えば、「架空請求」。
引っかかってまんまと払っちゃった男の話、
警察からの注意、
なんてのはよく読む文章。
だけど、架空請求ビジネスを経営(?)しちゃってる側の話なんて聞いたことない!
他にも
「携帯出会い系〜〜サイト」のからくり、「トイチ金融」、「偽造キャッシュカード」から「家電の無料引き取り」まで、
違法、合法、グレーゾーン、人のやりたがらない仕事まで、
世間で取りざたされているけど
実態のわからない
あんな仕事、こんな仕事のからくりが見えます。
いつもと異なる角度から見るビジネス、とくに違法ビジネス、これは本当に面白いです。〜
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著者の数字へのこだわりが本書の本領 |
31種類の「裏」起業を紹介する。金融業(第1章)、インターネット(第2章)、風俗(第3章)、賭博(第4章)、偽造(第5章)、リサイクル、占い師、ペット葬儀屋などのニュービジネス(第6章)。もちろん、違法な仕事あり、違法ぎりぎりのグレーな仕事あり、合法だが人のやりたがらないものもある。第1章では最近問題になっている架空請求ビジネスを採り上げている。柳田邦男が「キャッシュカードがあぶない」で指摘した偽造カードビジネスは第5章で採り上げている。
本書の面白い点は、著者がよく調べ収入・採算についても具体的な数字を記載している点であろう。架空請求ビジネスや偽造カードビジネスのリスクとリターンがどうなっているのか、関係者に取材して具体的に言及している。この辺の著者のこだわりが本書の本領と言える。
読み終えて静かに感じたことは2つ。
1つは仕事はお金だけではないということ。やり甲斐も感じないととても続けていけない。それからもう1つは、月並みだけど悪銭身につかずということ。あぶく銭は結局残らないんだろうなあ。
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経済合理的なアングラ・ベンチャー |
アングラ・ベンチャーも、経済合理的に動く。冒頭のヤクザ兼実業家へのインタビューからして、「ビジネスはまずリスクを少なくして利益をたくさん上げるのが基本です」なんて、ベンチャー起業家へのインタビューを読んでいるような気分にさせられる。
明らかに犯罪だよという業種もあるが、保証人提供屋、中古家電リサイクル輸出業、ペット専門葬祭業など、市場の隙間を狙う新事業やアングラ・カジノや偽バイアグラのように、場合によっては合法化してもよさそうな事業。それほど儲からないけど、年をとる程値打ちがでるという占い師まで、裏起業のあるある大辞典のような本だ。どれも、それなりに考えてビジネスをしているのが、おもしろい。



