日本再生のルール・ブック―ナチュラル・ステップと持続可能な社会
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秀逸です |
世界の持続可能な発展に極めて大きな役割を果たしているナチュラル・ステップの日本支部代表である高見幸子氏が書かれた本です。
ナチュラル・ステップは、1989年にスウェーデンで最初に設立された環境NGOで、現在では、スウェーデン、日本他合計9カ国にその支部を置く国際的に極めて著名な団体として認知されています。
ナチュラル・ステップが、自然科学をベースにした持続可能な社会の条件を「4つのシステム条件」として明確化していることは極めて有名で、日本の環境白書においても度々取り上げられています(平成11・12・14年度)が、本書では、イケヤ社と日本からは松下電器産業及び兵庫県市島町についての興味深い事例等によって平易に解説されています。
特に、松下電器産業と?Q&Aは多くの人が疑問に感じる問題を原則論からいかに考えるかという視点で解説されており、大いに参考になります。
本書中で主張されている、持続可能な社会からバックキャスティングして現在の対策を立案するという考え方は、本質的に理解すると「目からうろこが落ちる」経験をすることができます。「地元産か、輸入オーガニックトマトか」という問いかけの中にナチュラル・ステップの神髄を感じました。

