老舗企業再生のウラ側すべて見せます!―福助戦記
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どのページを開いても元気が出る |
会社の業績が悪いけどまさか潰れはしないだろう、と社員誰もが思っていた老舗「福助」。しかし、明治15年創業のこの会社も赤字転落してからわずか5年後に民事再生法を申請するに至りました。本書は、破綻した後の経営を引き継いだ企業再生ファンドが、わずか一年間で会社を変革し、見違えるように再生するまでを描いた「戦記」です。
福助再建に乗り込んだのはMKSパートナーズの川島隆明と元伊勢丹カリスマバイヤーとして有名な藤巻幸夫。
二人は次々に再生のための行動を起こします。本社を大阪の堺市から東京・原宿へ移転、約300人の社員全員との面接、新スローガン「進化する老舗、福助。」の発表、フェーズ1,2,3に分けた再建計画の立案と実行。
2003年末の面接では、社員たちの「やりたい仕事」を聞き、実現に向けた課題を聞きました。中に不平不満を並べるだけの社員がいると、藤巻社長は「何いってんだ! ふざけるんじゃねえ」と怒鳴りつけます。企業が再生するためには、社員一人ひとりが意識改革をしなければならないからです。
単に怒鳴るだけでなく、きらんとフォローします。「不満ばかり言っているんじゃなくて、1年間死に物狂いでがんばってみろ。どうやれば不満を解消できるかを考えてみろ。そして這い上がってこい。そうしたら、必ず好きなポジションにつけてやるから」と。
一方で福助の伝統や歴史を大事にしている藤巻の姿を見た社員は、「人間なんてそんなに簡単に変われるものではないと思ってました。けれど、あのとき、自分の中に何か新しいものが生まれたような気がしています」と述懐しています。
「キャッシュフロー!キャッシュフロー!キャッシュフロー!」など、参考になる話題もたくさんありました。
社員の意識が変わり、企業が再生していくドラマは、どのページを開いても生き生きとしていて元気が出ます。
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感性の時代、到来。 |
カリスマ藤巻氏の言動には惹かれる部分が随所ありますが、
その根本は藤巻氏が「感性」をとても大切にする人だから
ということに気づいてきました。
藤巻氏曰く「見栄を張る文化から、生活のちょっとした
変化によって心を豊かにする感性の文化への潮流が見え
始めてきた」。
最近いろいろ本を読んだり人と会ったりする中で、
感性の時代が来るような気がして仕方がありません。
感性を磨くには、自分のお金でどれだけ自分が楽しい
時間を味わって人生をすごしてきたかが勝負。
年数(年齢)ではないところで決着がつけられる
ワクワクドキドキ感を楽しみたいものです。

