RCCにおける企業再生
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RCCにおける企業再生 |
「企業再生」は現在最も注目されているテーマの一つであるが、本書は、1年以上にわたり企業再生に取組んできた公的機関RCC(整理回収機構)の17人の専門家が、これまでの企業再生業務を総括し、培ってきた企業再生に関するノウハウを広く世に伝達し、活用してもらうことを目的として執筆したものである。本は、6章からなる本編と資料編から構成されている。本編1章から第4章までは、企業再生の国民経済上の意義及びRCCの企業再生に関する基本的考え方、RCCにおける企業再生業務の推進体制、RCCにおける企業再生業務の概況、企業再生におけるRCCの果たす役割と意義について述べられている。第5章は、事業再構築の手法など再生計画作成上の留意点について、第6章は、再生の類型化事業(11ケース)について、実践的に解説されている。巻末の資料編には、再生実施案件業種別一覧表や再生フロー図など様々な情報が含まれており興味深い。コンパクトでハンディ(約160ページのソフトカバー)かつ手頃な価格(1600円)であり、金融機関等企業マンの実務書や大学院のテキストとしてお薦めできる1冊である。

