コーポレート・ガバナンス―日本企業再生への道
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コーポレイト・ガバナンスの入門書として最適 |
本書の特徴は、日本のバブル経済およびその後のいわゆる「失われた十年」をコーポレイト・ガバナンスの視点から解析しているその切り口だろう。
バブル期の狂乱的な投機はどうして歯止めがかからなかったのか、
バブル後に発覚した証券会社の不祥事やいわゆるノンバンクの倒産はなぜ起こったのか、
そして日本はバブル後の十年間をどうして失ってしまったのか、
そうした「生きた事例」を例に出したことで、コーポレイト・ガバナンスとは何か、どうして必要なのかがすんなりと頭に入ってくる。
ただし、そういう読み方ができるのは、バブル期を実際に経験しているから、なのかもしれない。

